40代後半にアトピーになった話③|4毒抜きからご褒美4、そして鍼

 

 

この記事はアトピーになった話②の続きです。

 

そこから私は、ノートに1日に摂取したもの(飲食物やサプリ、漢方薬、薬も全部)と、湿疹が出ているところの部位別の痒みのレベルを10段階で、そして仕事の内容を毎日記録していきました。

 

食べ物やストレスと湿疹との相関性がどれくらいあるのか、効果があるなら何が効果があるのか、記録を取ることで、明らかにしたかった。

 

 

記録を始めて10ヶ月。

 

 

ステロイドを完全にやめて6ヶ月。

 

 

 

私のアトピーはほぼ治りました。

 

 

先に、私が試したアトピーを改善させる方法で、これが良かったというものをお伝えします。

 

 

①絶対に治すという意思をもつ

これが何より大事

 

②4毒抜き、断食

4毒(小麦、砂糖、乳製品、油)抜きっていうとしんどいから、

ご褒美4はご褒美の時だけにする。

 

③汗をかくくらい運動する

汗腺ではなく、皮脂腺から汗を出す。

 

④酵素浴、海水浴

昔から汗疹になったら潮浴びして、湿疹にぬかを当てていましたよね。

 

⑤鍼灸

何千年も続いているということは効果があり、安全だということ。

 

次の2つはおまけとして、

 

⑥患部にプロペトをしっかり塗りながら、優しくマッサージする

 

⑦湿疹のひどい患部はティッシュでもペーパータオルでもなく、ガーゼタオルで拭くようにする

 

以上です。

 

 

まず、

 

治す、絶対に治す、死んでも治す、という固い決意。意思。これが1番大事です。

 

私たちの意思の力、心の力は本当にすごい力を秘めています。

この意思なしでは治らないと思った方がいいです。

私もあまりに痒くて、辛くて、もう諦めようかと何度も思いました。

 

いいやん、薬塗りながら生きていけばって。

 

 

でもやっぱり、このまま行くと、一生ステロイドを手放せない、

 

先生、私このまま一生ステロイド塗らないといけないのでしょうか

 

って聞いた時の先生の困った顔、お茶を濁す返答。

 

もちろん、薬を飲みながら、塗りながらでも、元気に過ごせたらそれでいいと思います。それしか選択肢のない方もいらっしゃるだろうし。

 

でも私の場合どうにかできそうだったから、私は、自分の治癒力を信じることにしました。

 

 

時を追いながら、私の経験を綴っていきます。

 

非ステロイドの薬で外からの火事をとめ、体の中は、抗アレルギーの薬(ルパフィン)で火事を止めてみようと1ヶ月。

 

よくも悪くもならない皮膚は、さらに爆発しました。

 

この爆発を乗り越えれば、、、私の体が自分で副腎皮質ホルモン(ステロイド)を出せるようになれば、だんだんとよくなるはず、と思いましたが、なかなか爆発がひかず、とにかく痒いし、腫れるし、水も染みるし、滲出液はダラダラ流れて、顔がぐちゃぐちゃ、体も痒くて。

 

朝起きると奇跡が起きて、顔、綺麗になってないかななんて思うけど、起きて鏡見ると絶望で、この顔で人前に立つと思うと涙がポロポロ落ちました。

 

 

伊達メガネをかけてお仕事する日々。毎回レッスンのたびに、お客様にお会いするたびに、見てくれが悪くてすみませんと謝る日々。

 

救いは、みなさん本当に優しくて、全然気になりませんよ、大丈夫ってどの方も、どこに行っても言ってくださって。

 

私もそれくらいの年齢の時、皮膚荒れましたよ、大丈夫って励ましてくださったりして、本当にありがたかったです。

 

 

それでもやっぱり辛すぎて、もうダメだって、この顔は無理って、こんなならステロイド塗ったほうがましって、皮膚科に戻り、ステロイド、塗りました。

やっぱり耐え難い見た目の悪さ、耐え難い痒み、これが脱ステロイドの難しさだと思います。

 

散々ぐちゃぐちゃだった皮膚がステロイドを塗ると、3日くらいですごく綺麗になって。

 

私は1回外から火事を止めて、で、体の中に火事の原因となる物を入れなければ次の爆発は起きないのでは?と思いました。

 

火事の原因がないなら、火事は起こらないはずだと。

 

 

そこから、色々調べて、4毒抜きという食事療法を知りました。

 

私は以前から、小麦は自分のアレルギーを悪化させることに気づいていまして、小麦をやめると、花粉症がましになるのを実体験でわかっているのに、パンが大好きで。

控えてはいるものの、やっぱりまあまあ食べていました。

ちなみに小麦を食べない食事療法をグルテンフリーと言いまして、グルテンフリーで花粉症などのアレルギーがましになった、あるいは治った(発症しなくなった)という方は結構おられます。

 

一旦、小麦、砂糖、乳製品、油をしっかりやめようとしましたが、油は厳しいので、私の場合、油だけ、お料理に使うのはありにしました。

そして、4毒っていうとなんだか毒って怖いし、ご褒美4って思うことにして、ほら、花男のF4みたいな感じで。

ご褒美はご褒美の時だけに美味しく、幸せに頂くことにしました。

1ヶ月くらい、油以外は一旦完全にやめてみました。

結果から言うと、ご褒美4を控えることは、私には効果的で、

食事って自分が好きな食べ物、特に子供のころから好きな飲食物、あるいは毎日食べているものが火事や不調の原因かもしれないと思いました。

 

私の場合、チャイが大好きで、この朝の1杯のチャイのために仕事してるって言うくらい好きで。

チャイはたっぷりのミルクに蜂蜜(時に砂糖も)を入れた甘ーいチャイを毎朝毎朝飲んでいました。

 

あとこれは、私がお世話になっているKULA yoga studio代表の冨岡先生が、分子栄療療法の講座されていて、

その冨岡先生から教えて頂いたのですが、小麦じゃないしって思って毎朝食べていた雑穀シリアルがありまして、その中にハトムギが入っていました。

良かれと思って食べていたのに、まさか麦が入っていたとは、、、

教えて頂かなければ、ずっと食べていたと思います。

 

若い頃はパン屋巡り、アイスクリーム屋巡りするくらいパンとアイスが好きだったし、

今でも覚えている、小中学生の時のサイン帳。

好きな食べ物は?って質問の欄に、アイスクリーム、ポテトチップス、ヨーグルトって

見事に4毒やな。

 

いまだにその好きな食べ物は好きなまんまですが、ご褒美にとっておくことにしています。

 

 

もしあなたの毎日食べているものや、飲んでいるもの、子供のころから好きな飲食物が小麦、砂糖、乳製品、油、を含んでいるなら、やめてみると調子良くなるかもしれないです。

 

この4つじゃなくても、同じ食品を毎日食べたり飲んだりするのはアレルギー反応を起こしやすくする可能性があるので、私は5日以上同じ飲食物は摂らないようにしています。

 

 

食事療法しつつ、一旦爆発はステロイドで止めているので、そのあとはプロトピックというお薬を塗りながら、様子を見る日々。

 

 

食事が効いたのか、だいぶ安定し、もう大丈夫そうとプロトピックをやめると、やっぱり湿疹がひどくなって。

 

これはステロイドやめても、プロトピックはやめられないのでは?

プロアクティブ療法といっても、お薬はお薬だし。

 

やはりお薬は止めることができないのかな。

 

2月の爆発するような皮膚のなるのが怖すぎて、時々ステロイド使いながら、プロトピック塗りながらでもいいのでは?

 

更年期が落ち着けば、ましになるかも?何年かしたら?

 

多少症状は落ち着いてはいるものの、いまだに痒みも赤みもあって、特に朝起きた時、食後、お風呂上がりなど、体温が上がった時の痒みはまだまだ辛くて。

 

 

どうにかしたい、けどどうしたら?って思った時、

 

 

ふと鍼灸はどうかな?って思ったんです。

 

 

東洋の何千年にわたる医学、この針が、私のバグった体の治癒力を呼び覚ましてくれました。

 

管理人トゥルシ

ヨガ・アロマ・タイ古式マッサージ、癒しサロンTulsiのあきこです。
バックパッカーとして世界を歩き、国際結婚→離婚後、シングルマザーとして淡路島で小さな暮らしを営んでいます。
一杯の、読むハーブティー。
日々のヨガっぽい気づきや、心と体をやさしく整えるヒントをゆるりと綴っています。

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