この記事はマントラとは|ヨガクラスで伝えたことの続きです。
音は喉から出される振動、波動です。
で、私たちの細胞、37兆と言われる細胞も、顕微鏡の世界まで行けば、原子や電子、素粒子が振動しているのです。
私たちの細胞一つ一つも、常に、波動を出してるということです。
ほんとはこのカラダ、震える原子の集まりなんです。
だから、マントラの波動で、その細胞一つ一つ、原子レベルで癒す。
傷ついた細胞にエネルギーを送り、変な波動があれば、整える。
波動で波動を癒し、整える。
それが、マントラを唱えるってことなんです。(もちろん祈りの言葉でもありますから、そこに大切な意味がありますが)
で、日本には言霊って言葉があるように、
いい言葉、気持ちいい言葉を話せば、原子レベルで細胞も、その音の波動の影響で受けるのです。
と、いうことは、気持ちよくない言葉は、原子レベルで、細胞を痛めしまいまいます。
でも、むかついたら、むかつくって言葉に出す時もありますよね。
イライラするとか、あほとちゃうかとか、何回言ったらわかるのよとか。
文句とか、不平とか、不満とか。
細胞が痛むの分かってても、ネガティブな言葉が出る時、私もあります。
かっとして。
あまりにもひどいから。
短気だから。
口から思わず。
でもそれは、あなたの性格でも、相手のせいでもなく、あなたの心が、その言葉を話そうと決めたんです。
まずあなたの心が反応して、脳に指令を送って、その言葉が発せられたのです。
そのプロセスがあまりにも早いから、私たちは、なかなか気づくことが出来ず、自分の言葉だけでなく、行動も、自分自身の性格や、誰かのせいにしたりします。
そのプロセスに気づくこともヨガです。
そして、あなたの心の反応を自覚して、コントロールすることができれば、
自然と、自分にも、他人にも優しい言葉、行動ができるようになります。(私もまだまだ練習中ですが)
そしたら心も体も軽くなります。
だから、体と呼吸を整えて、心を整えようっていうのが、ヨガです。
そして、音で整えようっていうのが、マントラです。
いただきますって言ったら、体が、「あ、これから栄養を取り込む時間だな」って反応するように、
その言葉の中に、その食事を与えてくれた全てに対して、感謝の気持ちがあるように、
Omを唱えたら、体が、「あ、これからヨガの時間だな」って反応して、
その音の中に、集中や穏やかさを感じるように。
マントラ、唱えてみましょう、
では、大きく息を吸って。
Om Om Om
ちなみに、マントラと言えば、Nao(渡部直子)さん。
日本でこんな本物のマントラが聞けるなんて、奇跡だと思っています。
ものすごく深く学ばれていて、ワークショップに参加させて頂いた時は、本当に感動しました。
すごい音です。