マントラとは|ヨガクラスで伝えたこと②

この記事はマントラとは|ヨガクラスで伝えたことの続きです。

音は喉から出される振動、波動です。

で、私たちの細胞、37兆と言われる細胞も、顕微鏡の世界まで行けば、原子や電子、素粒子が振動しているのです。

私たちの細胞一つ一つも、常に、波動を出してるということです。

ほんとはこのカラダ、震える原子の集まりなんです。

だから、マントラの波動で、その細胞一つ一つ、原子レベルで癒す。

傷ついた細胞にエネルギーを送り、変な波動があれば、整える。

波動で波動を癒し、整える。

それが、マントラを唱えるってことなんです。(もちろん祈りの言葉でもありますから、そこに大切な意味がありますが)

で、日本には言霊って言葉があるように、

いい言葉、気持ちいい言葉を話せば、原子レベルで細胞も、その音の波動の影響で受けるのです。

と、いうことは、気持ちよくない言葉は、原子レベルで、細胞を痛めしまいまいます。

でも、むかついたら、むかつくって言葉に出す時もありますよね。

イライラするとか、あほとちゃうかとか、何回言ったらわかるのよとか。

文句とか、不平とか、不満とか。

細胞が痛むの分かってても、ネガティブな言葉が出る時、私もあります。

かっとして。

あまりにもひどいから。

短気だから。

口から思わず。

でもそれは、あなたの性格でも、相手のせいでもなく、あなたの心が、その言葉を話そうと決めたんです。

まずあなたの心が反応して、脳に指令を送って、その言葉が発せられたのです。

そのプロセスがあまりにも早いから、私たちは、なかなか気づくことが出来ず、自分の言葉だけでなく、行動も、自分自身の性格や、誰かのせいにしたりします。

そのプロセスに気づくこともヨガです。

そして、あなたの心の反応を自覚して、コントロールすることができれば、

自然と、自分にも、他人にも優しい言葉、行動ができるようになります。(私もまだまだ練習中ですが)

そしたら心も体も軽くなります。

だから、体と呼吸を整えて、心を整えようっていうのが、ヨガです。

そして、音で整えようっていうのが、マントラです。

いただきますって言ったら、体が、「あ、これから栄養を取り込む時間だな」って反応するように、

その言葉の中に、その食事を与えてくれた全てに対して、感謝の気持ちがあるように、

Omを唱えたら、体が、「あ、これからヨガの時間だな」って反応して、

その音の中に、集中や穏やかさを感じるように。

マントラ、唱えてみましょう、

では、大きく息を吸って。

Om  Om  Om

ちなみに、マントラと言えば、Nao(渡部直子)さん

日本でこんな本物のマントラが聞けるなんて、奇跡だと思っています。

ものすごく深く学ばれていて、ワークショップに参加させて頂いた時は、本当に感動しました。

すごい音です。

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