ヨガ講師がジョジョにハマった話(特に5部が好きです)

 

 

前回、コロナつらかったばなしを綴ったのですが、

 

そんなコロナ禍、私の心の支えは、

 

 

仕事と、

 

そして、

 

 

 

 

アニメでした。

 

 

 

もともと、家族の影響で、新井英樹さんとか、皆川亮二さんとかの作品が好きで、

AKIRAとか、攻殻機動隊とかも好きで、

二十歳くらいのときに、エヴァンゲリオンがでてきました。

 

それはもう衝撃で、内容だけでなく、そのデザインや色使いとか、

全てにハマりました。

 

クラブのエヴァナイト、Tシャツやらグッズやら、もう本当にエヴァだらけでした。

 

黒地に赤で、縦横に書くタイトル、ネルフのマーク、ほんとにかっこよかった。

 

えんぴつ書きみたいな回からのおめでとうは、最高でした。

 

 

その後、インド、ヨガを通って、

それから20年。

 

 

漫画なんて、アニメなんて、遠くの出来事だったのに、

 

 

 

コロナコロナのおうち時間で、鬼滅の刃を、ふと見てみたんです。

 

 

 

なにこれ!!!

 

 

 

この人、絶対ヨガやってるか、ヨガを知ってる!

猪之助のサソリのポーズ!

やたら呼吸呼吸て、ヨガやないかい!

 

そして、もはや哲学というか、内容の奥深さに感動しまくりました。

アニメで泣いたのは、初めてのことだったかもしれない。

 

 

鬼滅の熱が冷めやらぬまま、

 

 

そこから、呪術廻戦。

これもまた衝撃的に素晴らしい作品で、

やっぱりジャパニメーションはすごい!!!

と、アニメにハマりだして、

 

 

色んなアニメと同時進行で、

古典作品(コミックとしての)を見てみようと思い、

 

ジョジョの奇妙な冒険を見始めたのです。

 

 

そしたら、、、

 

 

 

エヴァよりも、ハマってしまいました。

 

 

 

すみません、ここからは、ただジョジョについて語ります。

でも、ジョジョ 5部の名言や、私が勝手に解釈したメッセージは、きっとどんな人にも、勇気を与えてくれると思うのです。

 

 

1、2部は、

やっぱりヨガ好きとしては、波紋が好きです。

チベットがでてきたり、どうしてもヨガというか、気の力、

もうこれ、プラーナやん。

シッディ(ヨガの修行で得られる副産物、いわゆる超能力のようなもの、超自然力)やん。

と。

 

私ももっと修行したら、波紋でるやろうかとか思って。

 

荒木先生もヨガ知ってるのかな?、いや、チベット密教か?いや、太極拳か?色々調べ尽くして作品書いてるのやろうなあとか想像、妄想も膨らみ、どんどんジョジョの世界にひきこまれていきました。

 

石仮面とか、赤石とかもすごい好きな感じで面白い、面白いけど、

 

だけど、1部でどうしても北斗の拳と、ハウス名作劇場小公女セーラが頭をよぎり、

2部では、シティハンターとキン肉マンがよぎるのは私だけでしょうか。

 

作品への批判ではなくて、なんかわかるーってゆう方がいたら嬉しいだけです。

 

貪るようにジョジョを見始めて、

 

第3部。

 

完全に私のツボで、日本からね、エジプトまで敵を倒しながら旅するんです。

 

私が旅してる時も、日本からヨーロッパ、あるいはエジプトへ、

東から西へ旅する人に何人か出会い、自分の体験と重なるところがでてきて、胸熱なんです。

 

しかも、インドのカルカッタが描かれているんです!!!

本当にそのまんま、カルカッタで、懐かしくて、嬉しくて、胸が苦しい。

 

しかもあれ、サダルストリート?ですよね。違うかな?

ゲストハウスって、MARIAに見えませんか?

私はいつもパラゴンでしたが。

(カルカッタに旅行者がたまる、サダルストリートというところがあり、そこにはMARIAとPARAGONという2大ゲストハウスがあったのです)

もう、気持ちはアブドゥルですよ。

これがいいんですよ、この国は。って。

 

インドではないけれど、ケバブかなんかの、ぼられないように買い物するやり方とか、

もう、そうそうそうそう!ほんとにその通り!って、

なんでそんなこと知ってるの?荒木先生もこのやり方で買い物したのかなあ、ってニヤニヤが止まりません。

 

ちなみに私はインドで買い物するのに、あまりに華麗に値切るので、お買い物ボスと呼ばれてました。

それでも、それこそジョジョでも言ってたように、ちゃんと向こうが儲けるようにしてるのだろうなあと思います。

 

クールな承太郎もかっこいいし、

敵キャラとの戦いもバラエティ豊かで、ほんとに面白い。

色使いも大胆になってきて、むかし流行ったビデオドラッグみたいな映像や、

だんだんサイケデリックな色合いが強くなってかっこいい。

 

波紋からスタンドになって、ますます面白いジョジョ。

 

そして、4部。

 

仗助のスタンドが、この世界で最も優しいスタンドってゆうのに集約されている部だと思います。

 

敵キャラ、岸辺露伴の登場、ジョセフ、承太郎、仗助が揃うところとか、家族や仲間、音楽も、色も、

 

なんか全部、明るくて、狂ってて、優しい。

スタンド名がバンドになってきたのも、ウキウキして、嬉しくて、

レッチリでてきた時は、きたーーーー!レッチリって思いました。

私はジョン・フルシアンテが好きなんです!って叫びたい。

 

どうしても旅好きとしては3部が面白すぎて(あの、地図に移動の矢印が入る感じが好きなんです)

だから、小さな街の中っていうのが寂しくて、けど作品としては、3部の後だからこそ、あれが良かったんだろうなあと思います。

またじっくり見たい4部です。

 

 

 

そしてそしてそして5部ッ!

 

使いたかった、ッ!

 

荒木先生が、登場人物をジャニーズみたいにしたかったと言われる5部、まんまとはまりました。

もう何回見たかわかりません。

 

こんなに何度も映画や小説も含めて、同じ作品を繰り返し見たのは、初めてです。

 

でもね、決して男前が揃っているからではないのです。

過去4部に比べ、男前が多いのは認めます。

 

でもね、違うんです。

 

私にとって5部は、ヨガの古典、

バガヴァッド・ギーターなんです。(バガヴァッド・ギーターについて、ちょこっと書いてます→思春期娘とシングルマザーのバトル|バガヴァッド・ギーターにのせて)

 

 

 

 

は?

 

 

と思いますよね。

 

 

ジョルノとブチャラティは、アルジュナとクリシュナ、

二人はアルジュナになったり、クリシュナになったりしながら、

 

結果ではなく、過程が真実なんだと

 

教えてくれるのです。

 

5部は、よく名言と言われますが、

ぐっと刺さる、はっとさせられるセリフが多いです。

 

護衛チームの過去のエピソードから、ブチャラティが部下を誘い入れるときの言葉や行動、(ナランチャの時が、ゴッドファーザーからだとしても)

 

「キングクリムゾンの謎」でブチャラティがボスを裏切るボートのシーン、

 

「今にも落ちてきそうな空の下で」でアバッキオと同僚とのバスのシーン、

 

 

 

 

毎回泣けるんです。

 

 

 

私も自分に嘘をつかないって。

 

 

こんな世界でも、自分が正しいって思った道を歩きたいって。

 

 

自分の道は、自分で決めるんだって。

 

 

結果だけを求めると、近道したくなるよって、

 

 

近道すると真実を見失うよって。

 

 

 

私もブチャラティみたいに、大きくて優しくて、強い人になりたいって。

 

 

 

毎回うなずいて、泣いています(笑)

 

 

そして、精神(魂)が入れ替わったり、影(人のネガティブな面てことなのかな)と光の玉がでてきたり、

 

私にとっては、めちゃくちゃヨガな世界観、あるいは精神世界を感じることができるから、5部なんです。

 

そもそもスタンドは、生命エネルギーなんですよね。

使い手の精神力や無意識、性格を反映した超能力を宿したヴィジョンといわれますが、

それは生命エネルギー、

もはや魂の形って思ってもいいのかなって、5部を見て思いました。

 

ヨガでは、生命エネルギーをプラーナと言います。

 

それをコントロールし、充電させるテクニックが調気法、最近は呼吸法とも訳されますが、プラーナーヤーマといいます。

この、プラーナーヤーマなどのテクニックを使って、

生命エネルギーをいかに整え、浪費を防ぎ、強くするかというのが、ヨガの教えでもあるのですが、

 

ジョルノが生命エネルギーと言うたびに熱くなって、

 

私も生命エネルギー、強くします!プラーナ整えます!って思わせてくれる、5部。

 

 

音楽もかっこ良すぎるのです。(これは他の部、特に4部も相当かっこいいのですが)

ヘッドフォンで聞くと、そのかっこよさがさらに増して、びっくりします。

昔、菅野よう子さん、すごいなあと思っていましたが、

 

いやはや、偶然にも菅野祐悟さん。初め、家族か何かと思いました。偶然なんですね。

 

菅野祐悟さんも、天才。

ほんとに、どーやったら、こんなにかっこよくて、色んな種類の音楽がつくれるのかと、ため息がでます。

 

 

さらに、絵も美しい。特に南イタリアの光や海の景色が、本当に美しい。

あのアコーディオン(多分)の音色と、地中海、あれだけでうっとり、気づけば私の心は南イタリア。

時に南フランスに住んでた時のことを懐かしく思い出し、私は地中海へと旅に出るのです。

 

ぶどう畑で、緑色のぶどうのアップから始まる回があるのですが、

 

あのぶどうがすごく、すごく美しい。

 

あの水々しさや、きらめきが、すでに私をドキドキさせて、物語に引き込むのです。

 

ああ、愛が止まらなくなってきました。

 

 

 

あと、やっぱりスタンドのバンドですよね。

 

 

もう世代がどんぴしゃ(今、どんぴしゃって使うのかな?)で、

 

めっちゃ強いスタンドがビートルズのホワイトアルバム、

 

ラスボスの前、最後グリーンデイとオアシスって、もう懐かしい!!!私の青春時代!

basket case(グリーン・デイの一番有名な曲)のmvて、病院じゃなかった?

 

いったい荒木先生はOASIS、好きなの?嫌いなの?

 

 

あくまでスタンドとアーティストや曲、アルバムがマッチするかどうからしいけど、

それにしてもセッコ、ちょっとひどすぎひん?、

やっぱりOASIS、あんま好きじゃないのかな?いやでもスタンドはめちゃ強いしな、結果グリーンデイよりすごいってことやし、、、とか頭の中大忙し、

 

もうスタンドでてくる度に、それかー!って、興奮して、

 

 

プロシュート兄貴が、グレートフルデッドだったのが、もう、一番、震えました。

 

 

デッドなんや。

 

老化させるスタンドなんや。

ジェリー・ガルシア!!!

 

 

 

 

好きすぎる。

 

 

 

で、最後の最後に、ローリング・ストーンズ!

 

もう、うわあー!って、

 

しびれましたね。(そりゃあ、しびれるし、憧れますよね)

 

 

色んなバンドが登場して、最後ローリング・ストーンズで、あのスタンド、あの物語の終わり方はずるい。

 

もう好きになるしかない。

 

 

そして涙目のルカの話がでて、永遠ループでジョルノのほっぺを舐めるブチャラティに戻ってしまうのです。

 

 

初めは、なんで主人公の髪の中に矢が突き刺さってんの?この巻き髪なんです?とか、

 

なんだこのキモいおかっぱ、変な柄の服!とか、

 

アバッキオの外ハネはまだしも、頭部のはギザギザは、、、カッパ?とか、

 

フーゴ裸にネクタイ???しかもイチゴ柄て、とか、

 

アブドゥルやポルナレフの髪型、仗助のリーゼントや、億泰の顔の線?、つーか重ちーの頭はどうなってるのかな?せんとくん???という疑問にも増して、

 

5部の、あまりに奇抜?奇妙で強烈なキャラの外見にちょっとひいたのですが、

 

今は、

 

 

 

それがいいんです。

 

 

5部には、“やれやれだぜ”や、“グレートですよこいつはァ”に並ぶように、

 

何度もでてくる言葉で、

 

“覚悟”、“夢”、“希望”があります。

 

覚悟は仏教用語で

 

眠りから目覚め真理を悟ること

迷いを脱し道理を悟ること

 

という意味があります。

 

 

まさに夢、希望を捨てず、追い求めることで、眠れる奴隷から目覚めるのだと、

 

自分が正しいと思った道を歩み進む過程が、目覚めることなのだと、

 

 

そんなメッセージを黄金の風は私に届けてくれるのです。

 

 

 

ありがとう、ジョジョ。

 

 

 

ちなみに、私がジョジョにはまるのは運命だったみたいなエピソード。

 

4年前、淡路島で住むために買った車に、ディーラーさんがキーボルダーを、車のキーにつけてくれていたんです。

 

ディーラーさんが、「なんか適当に、好きかどうかわからんけど」ってつけてくれてたキーホルダーは、変なブルドッグのキーホルダーでした。

 

犬より、猫派なんやけどなあ。

でも、ま、いっか、お守り代わりにつけとこうと思って、4年が過ぎ、

ジョジョにはまり、

ふと、自分の車のキーのワンちゃん、なんか見たことあるぞ?

 

と、ブルドッグと目が合いました。

 

?!?!?!?!?!

イギー!!!!!

 

もっと昔に買った山登り用のズボンについてたベルト。

派手な感じが気に入って、ズボンは捨てちゃったけど、ベルドだけは捨てずに使ってたのですが、

 

 

?!?!?!

 

シーザー!!!

の色違い!

 

運命は、避けられないようです。

 

 

 

管理人トゥルシ

ヨガ・アロマ・タイ古式マッサージ、癒しサロンTulsiのあきこです。
バックパッカーとして世界を歩き、国際結婚→離婚後、シングルマザーとして淡路島で小さな暮らしを営んでいます。
一杯の、読むハーブティー。
日々のヨガっぽい気づきや、心と体をやさしく整えるヒントをゆるりと綴っています。

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