Karin O’Bannon先生に捧ぐ|癒しサロンTulsiオープン

私は、インドでたくさんのヨガの先生に出会い、勉強してきました。

中でも、Karin先生は私のすごく尊敬する先生の一人。

私達日本人は、カレン先生と呼んでいました。

彼女はアメリカ人で、今、世界中に広がるヨガの源流になっている流派の一つ、

アイアンガーヨガの先生でした。

B·K·S  Iyengar 氏から直接伝えられたその教えは、

厳しさの中に、

溢れるくらいの愛がこもっていて。

私は、アイアンガーヨガを専門に学んでいるわけではないけれど、彼女のもとで、ティーチャーズトレーニングを受けたことを、誇りに思っています。

今でも、

Your knee cap up !!!

膝頭をあげて!

Your buttocks in!

臀部を中に!

って声が聞こえてきます。

そして、彼女のクラスを、もう受けれることが出来ないことを思うと、

今でも、泣きそうになります。

私が、先生のクラスを受け始めた時、

先生はすでに70歳を越えていて。

ロマンスグレーの彼女の、美しいシルシャアサナ(頭立ちのポーズ)に、ただただ脱帽でした。

ある時、先生が、

「恥骨とおへその間に、スワジスターナチャクラがあります。

私はチャクラを完全に信じているけれど、信じていない人は、

そこに、細い筋肉があります。

チャクラを刺激すると考えてもいいし、

筋肉を意識して鍛えると思ってもいい。」

って教えてくれて。

インド人の先生にはない、

そういう教えが、すごく勉強になった。

ちなみにスワジスターナチャクラは丹田です。

そして、何より、

世界中から集まる老若男女、

ヨガの超初心者から

超上級者まで、

100人くらいの生徒の心をつかむクラスは、

圧巻でしかなかった。

先生は、

教える者は火でありなさい

その火を、分け与える者でありなさい

と、おっしゃっていました。

その言葉をいつも心に留めて、

今、

ヨガだけでなく、セラピストとしても、

温かい火を分けれるように、

ここ淡路島で、癒しサロンTulsi をオープンするに至りました。

Karin先生は、

2013年、6月10日にお亡くなりになりました。

2018年、6月14日、

新月の日に、

癒しサロンTulsi 、オープンします。

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