去年の秋、娘の視力が落ちていることが分かりました。
眼科に行くように書かれたプリントを見ながら、
えーーー!やっぱり気を抜きすぎたかも。
スマホ禁止!!!と叫びました。
以前、淡路島に引っ越す少し前、娘の視力が、やはり0.7くらいに下がったことがあって、
当時、私が持ちはじめたばかりのスマホを面白がって、よく触っていたので、
やっぱり、これか!!!
と思い、スマホを見ないことにし、(娘は電子ゲームをしないので)
淡路島に引っ越せば景色がいいから大丈夫でしょうって思っていたら、
確か3学期の検査で悪くなって、春休みに淡路島に来て、
1学期の検査では、1.0に戻っていたのです。
やっぱり、遠くまで眺めることができる景色が良かったのだねー。
良かった、良かった。
それ以来、ずーっと視力検査の結果はA、1.0以上ということで、
すっかり安心してしまっていました。
だから、娘が夏休みに一人でフランスに行くことを決めたご褒美に、
前夫からスマホをプレゼントされた時も、
まー大丈夫かなーくらいに思ってしまっていました。
1日1時間までねって言ったって、
自分が忙しくて、娘の相手ができないとき、兄弟のいない彼女が、
スマホ見て、楽しそうにしてたら、
ま、いっかーなんて思ったりしてました。
すると見事に、夏休みあけ、2学期の視力検査で0.7という結果。
今や日本人の半数以上が近視と言われる時代、
確かに近視は病気ではないけれど、
出来れば自分の子どもの目は、良いまま大きくしてあげたいって思ってました。
私、目、良いのですが、どう比べても、メガネやコンタクトしてる方より、
お金かからないし、楽です。
だから、裸眼でって思ってました。
とにかく、眼科に行くと、
右0.4、左0.5。
まだ、近視って決まったわけじゃないから。
この冊子に書いてることを実践して、目薬して、しばらく通ってくださいって言われました。
どうやら、娘の状態は、仮性近視というものらしく、
近くを見すぎることで、毛様体筋という、目の遠近を調節する筋肉が、
伸びっぱなしになり、戻りにくい状態になっているそうです。
だから遠くを見ることで、その筋肉が縮み、視力も戻る可能性があると。
あれ?でも学校では0.7では?
そんな短期間に視力ガタガタ落ちます?
思春期はガターっと落ちるからね、と先生。
そういえば、うちの姉も思春期の頃、目が悪くなり始め、あれよあれよと悪くなっていた!
今、今、とめないと!!!
だからね、頑張りました、視力改善プログラム。
とにかく、スマホはなし。
シンプルな我が家の朝食に緑黄色野菜を、晩ももちろん緑黄色野菜を、
読み書きする姿勢、照明、
ヨガの目のストレッチ、
目のツボおし、
朝ご飯は遠く見ながら!
みっちり2週間。
祈る気持ちで眼科へ。
結果、右0.5、左0.2。
0.2、、、。
あんなに頑張ったのに。
何故?
二人でがっくり肩を落として、とぼとぼ車へ向かう道。
けど、右は0.1あがったやん!
これから、これから!
なんて言ったものの、どうしよう?
これ以上何をすれば?
、、、本???
娘はめちゃくちゃ本が好きで、気づけば文庫本のような、
小さな文字の本を読むようになっていました。
けれど、本は彼女にとってのオアシスでもあって、
嫌なことがあった時、本の世界に没頭することで、
ストレスを緩和させているのを知っている私は、
本をやめるのは、さすがにかわいそうだと思いました。
でも、この思春期の間だけ!
って思って、娘に本をやめてみようって言いました。
さすがに、それはって言う娘に、
ママと絵本を読もう
ママが昔みたいに読んであげるよ
って言ったら納得してくれて、
さらに2週間。
また、祈る気持ちで眼科へ。
結果、右0.5、左0.5。
やった!左目が0.3もあがった!
すごいね!頑張ったもんね!
ウキウキで車へと向かう道。
とりあえず、目標は0.7だー!
と息巻いたものの、やっぱりプログラム全部をずーーーっとすることができなくなってきて、
最初は本もなし、スマホもなし、何したらいいのよって言う娘と、
オセロやトランプ、パズルしたり、それこそ一緒に絵本読んだりしてたのですけど、(一緒に料理も提案しましたが却下されました)
だんだん続かなくなってきて。
次の眼科では、右0.6、左0.4。
一進一退。
そこから、冬休みを経て、
できる範囲で視力改善プログラムを続け、
高学年女子にありがちな薄い鉛筆の色を濃い色に替えてみたり、
本も、大きめな文字やマンガだったら少しはいいけど、姿勢、照明に気をつけて、
スマホも少しならok、
でも、とにかく遠くみる。
ってしていたら、前回の眼科。
結果、右0.9、左0.9。
おおー!
1.0までもう少し!
目標の0.7を越えました!
嬉しくて嬉しくて。
頑張って良かった。
ただ、まだ安定したわけではないので、油断するとすぐ落ちるとお医者さんも言ってました。
娘は今5年生なのですが、とにかく、6年生の3学期までは、視力回復プログラム続けようって娘と言っています。
もし、子どもの視力を回復させたいと思ってる方がいらしたら、
しっかり子どもさんと話し合って(どうして視力回復させた方がいいのか)、子どもが納得してから、
とにかく、毛陽体筋が伸びる(近くを見たり、目を凝らす)時間を徹底的に減らして、
毛陽体筋が縮む(遠くを見る)時間を増やす。
あと、睡眠と栄養をたっぷりとる。
そして、日光浴も大事だそうです。
今、紫外線が皮膚がんやシミの原因になるという考え方は、変わってきているそうです。
冬休みに思いっきり休んだのがよかったのかなとも思っています。
こうして書いていると、大人でも実践すると、元気になりそう。
確かに確かに、近視は病気ではないです。
けれど、近視だと失明につながる病気になりやすいのだとか。
頭痛の80%は、目からきているなんて、リラクゼーション業界では言われています。
大人も子どもも、健やかな瞳で元気に過ごしたいものです。
大人も子どもも、たまには太陽浴びながら、遠くを眺めて、ぼーーーーっとするの、いいですよね。