コロナ疲れ、子どもの歯ぎしりと散歩の効果

コロナウィルスによる休校から1か月。

うちは思春期の一人娘がいまして、

24時間、”ああ言えばこう言う”お嬢さんと一緒です。

休校になって、最初の頃は、家の整理したり、掃除したり、クレープ焼いたり、窓を拭いたり、

4月から学校始まると思ってましたし、スタジオのヨガも開催中で、サロンにお客様もいらしてましたし、

まあ、

「どうなるのかな、こんなに学校が休みになるなんて、第二次世界大戦以来なんじゃない」

なんて言って比較的、穏やかに過ごしてました。

でも、4月からも学校が休みになって、しばらくして、

娘が激しい歯ぎしりをするようになりました。

あまりの激しさに、

おいおい、歯、割れるで

と、顎関節を夜中になぜてあげたりするのですが、

ギリギリギリギリギリギリギリギリ

収まる気配もなく。

調べてみると、永久歯が揃うまでの子どもの歯ぎしりは、

噛み合わせを調整しているから、あまり気にしなくても良いらしいです。

娘はまだ永久歯が生え揃っていないので、調整中かもしれないけど、

それにしても、今まで歯ぎしりをしたことがなかったし、

とにかく激しくて、母親の勘で

こりゃ運動不足プラス日光不足やな

って思ったんです。

私は体を動かすことが好きなのですが、

娘は、

「私はインドア派やもーん。ママとは違うねん。

家で本読んだり、映画見たりする方が好き。

海も山もいいけど、図書館とか映画館の方が好きやねん」

ということでして、

たまにビーチにお散歩に行って、

私はそのままヨガの練習、

娘は縄跳びって言ってたのに(私に反抗したい彼女はヨガをしません)、

私がヨガをする横で、昼寝する始末。

昼寝も映画もいいけれど、(私もどちらも好きですが)

激しい歯ぎしりして、眠りも浅そう。

こりゃいかんと、ブーブー言う娘を散歩に連れ出すようにしました。

太陽を浴びることで、

サーカディアンリズム(日中は起きる、夜は寝るという人間に備わる体内リズム)が整い、

幸せホルモン、セロトニンが分泌されます。

太陽を浴びないと生成されないビタミンもあります。

歩くことで、全身の関節を使い、

血液の流れ、リンパ液の流れが良くなり、

新鮮な酸素、栄養素が全身に行き渡り、老廃物の排出が促されます。

少しだけ心拍数をあげることで、心臓への優しいマッサージ。

歩くって、本当にいいことだらけなんです。

現代人は、本当に食べ過ぎの体を動かさな過ぎだと思います。

私達の体は何万年も前、

洞窟に住み、狩猟してた頃と同じ体、体内システムなんです。

お腹いっぱい食べなくても、

薄着で、立派なお家も、病院もなくても、

生き延びることができる体なんです。

人間の長い歴史で見れば、戦後70年という時間なんて、ほんの少しの時間ですが、

そのほんの少しの間に、

人は体を動かさなくなり、

いつもお腹いっぱい食べるようになりました。

そりゃ体がびっくりして、

アレルギーとか、鬱とか、成人病なるよねって思いませんか。

で、このコロナウィルス。

食べる楽しみ、味わうのいいと思います。

私も美味しいもの、好きです。

ゴロゴロするのも、いいと思います。

今まで起きたくないけど、頑張って起きてたんです。

この機会に目覚ましのない朝、味わったらいいと思います。

でもね、一日一回は、外へでて、

散歩してみて下さいね。

とっても気持ちよくて、よく眠れますよ。

娘の歯ぎしりも、すごくましになって、

これだったら歯の調整って言えるかな

ぐらいまで落ち着きました。

本人も散歩に行った方が、調子がいいと分かったのか、

最近はブーブー言わずついてくるようになりました。

近くに公園も、自然もないし、

なんてどうか言わないで。

ないものに目を向けている自分に気づいたら、

歩くことができる体に感謝して、

さあ一歩踏み出しましょう。

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