こないだ、大阪の天王寺、あべのハルカス美術館で開催されてた、ジブリの立体建造物展に行ってきました。
すごく並ぶみたいだったので、平日の夕方に行ったけど、最終日目前の金曜日。やっぱり、なかなかの混み具合。
休み前ならいいかと、私だけでなく子ども連れの方もけっこういらっしゃいました。
列に並んでいると、近くに並んでいた一年生くらいの子どもが騒いで、ちょっとバタバタし始めました。
そこへ、お母さんが
「そんなことしてたら、追い出されるよ!」
これ、子ども連れの場面で本当によく聞く言葉で、私、いつもすごい違和感を覚えるのです。
「いいかげんにしないと、店員さんに怒られるよ!」
いやいや、あなたが叱らないとって思うの、私だけですか?
これって、”ママは別にいいと思ってるけど”、お店の人が、あるいは、他の人がだめって言ってるって、子どもは受けとるそうです。
それじゃ、なかなか聞いてくれませんよね。
実際、お店の人が騒ぐ子どもを追い出したり、怒ったりするのを見たことないし、それを子どももわかっています。
お店の人が追い出すからではなく、ここはみんなが静かに待つところだから、騒いではいけないって伝えないと、意味がない。
レストランは他の人も食事を楽しむところです。その横で走り回ったり、大きな声をだすと、他の人が食事を楽しめなくなります、だからダメ。
電車は家の車じゃないし、図書館は体育館ではないし、スーパーは遊園地じゃない。
公共の場所では、自分だけでなく、他の人も気持ちよく過ごすためのルールがある。
それを守らないから、店員さんが追い出すのではなく、店員さんが怒るのではなく、ママ(あるいはその子の保護者)が一緒にその場から離れる、叱る。
なんてことを熱弁してたら娘が、
「そのルールってさあ、法律で決められてるの?法律で決まってないのに、どうして守らないといけないの??」
でた!ザ・小3!
何時何分何秒?地球が何回まわったとき?的な。
だからそれを今、熱弁ふるって説明してたでしょうが。
子育てって、一筋縄ではいきませんね。
ちなみに、ジブリはすごかったですよ!
今日が最終日です。