まさか!ぎっくり腰に?|疲れた心の対処法試してみました

先週、お店の営業を自粛することにして、初めの2、3日は、大きな決断の後の、一種の興奮状態だったと思います。

週あけて今週月曜日から、改めて一人アシュラムライフ(アシュラムとはインドにあるヨガなどを修行する宿坊あるいは修道院のようなところ、ヨガをめぐる旅のはじまり2|初めてのアシュラムにどんなところか書いてます)をしながら、

例えばハンドトリートメントの仕方とか、ヨガとか、インターネットで発信したり、できることチャレンジしてみようと思っていたんです。

同時に運動嫌いの娘、出不精の娘が、運動不足にならないよう、散歩のすすめを実践し(コロナ疲れ|子どもの歯ぎしりと散歩の効果)

やっぱり歩くこと、外気浴、日光浴ってすごい元気になるんだななんて思いながら、

ヨガも日々実践し、肉体的にも、精神的にも、調子崩さないように気をつけていたつもりなんです。

なのに、

なのに、3日前の朝、掛け布団をたたんで、ポンっと床に置いた瞬間、

!!!!!

痛っっっ!!!!

こ、こしが変!

何これ?

もしかして、ぎっくり腰?!

痛い。

痛い!

魔女の一撃とはよく言ったもので、ほんとに痛くて。

幸い、歩けないほどではなかったのですが、体を動かすたびに激痛が腰に走るという。とくに前屈。

痛いと同時に、

何故?

何故私がぎっくり腰に?という疑問が頭をうめつくし、

何がいけなかったのか、

練習がたらなかったのか、

食生活なのか、

はたまた睡眠の質なのか、

ヨガの実践者なのに情けない、

ヨギニセラピストなんて言って恥ずかしい、

ぎっくり腰になるヨガのインストラクターなんているのか

と、自己嫌悪の渦へとどっぷりはまっていました。

とりあえずは絶対安静ということで安静を試みるも、

自分の心がいかに安静でないのか、特にコロナショック以降、

瞑想しても、調気法しても、アーサナ(ヨガのポーズ全般のこと)しても、

気づけば未来を案ずる自分がいたことに気づきました。

以前友人から聞いたのですが、

心が疲れた時の対処法で、

家にこもって、3日間、好きなだけ寝て、好きなものだけ食べるっていうのを

教えてもっらたことがあって。

なかなか3日間、好きなだけ寝て、好きなものだけ食べるってできないですよね。

これ聞いたとき、そんなことしてもいいの?って思いました。

私の場合、子どもがいるので、自分の好きな食材も、子どもが嫌いだと使わなかったり、子どもにあせて調理したり、

寝ることも、時々はゆっくり寝ても、3日連続なんて、ほんとにない上に、

だらだらすることに罪悪感があったりして、

そういえばえらく長い間、好きなだけ寝て、好きなものだけ食べるなんてしてないなあって思いました。

寝ると食べるってゆう、人間の基本的な行動を、

知らないうちに結構我慢してたのかな。

はじめは、これを機に断食しようかと思ってたんですが、

体動かせないし、こんな機会ないし、なんとなくやってみようかと思い、

好きなだけ寝て、”自分が”好きなものだけ食べてみました。

今日で3日目なんですが、

なんだか、ほろほろと心がほどけて、

ちょっと無理やり前向きになろうと、

頑張りすぎてたかもと思いました。

今まで経験したことがないことが起こって、

やっと軌道に乗りかけた仕事がなくなって、

5月に元通りになるかどうかわからなくて、

ウィルスをうつしたり、うつされたりするかもしれなくて、

娘とずっと二人っきりで、

そりゃ大変。大変って思っていいと思う。って思いました。

この機会にあれして、これして、時間を無駄にせず、

ピンチをチャンスにって、

今だからできることがあるはずって、

どこか焦っていました。

ぎっくり腰って、原因がわかっていないそうで、若くても、運動してる人でもなるそうです。

人それぞれ複数の原因が絡み合って起こるのだと思いますが、ストレスは大きな原因の一つだと思います。

今回の私も、自分では元気に前向きに暮らしているつもりでも、心はついていっていなかったのだと思います。

きっと深いところで、心とカラダのバランスが崩れていたのだと思います。

はじめは、驚きとショックが大きかったけど、どうしようもなく立ち止まることで、

自分の心とカラダを過信していたことに気づけたし、

腰が悪い人の気持ち、体が思うように動かない人の気持ち、

体の痛みを常に抱える人の気持ちを、

少しですが感じることができました。

どんなストレッチやポーズがいいかとか、どこをほぐせば楽になるかとか、

身をもって体験することもできました。

おかげさまで、日に日に症状は和らぎ、今日は散歩にも行けました。

娘には、外にでるの早すぎると怒られましたが。

痛みは、カラダと、

心の悲鳴。

ちゃんと受け止めて、ケアしてあげよう。

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