インドの魅力|リモート旅行・オンラインツアーって何?

淡路島に来て、4回目の春。

すっかり暮らしにも慣れて、ヨガを教えたり、施術したりして日々を過ごすことができるようになってきて、ふつふつと、ムクムクと私の中に湧き上がる欲望。

ああ、インドに行きたい

インドに行ってヨガを勉強したい

私、インドが好きなんです。

インドでヨガ学ぶの、大好きなんです。

こないだ、インドの何が好きなのかって聞かれて、これよく聞かれるのに、いつもうまく答えられないので、落ち着いて言葉にしてみようと思いました。

インドの何が魅力なのか、一言で言うなら、その激しさ。あるいは熱さ。

まずはその見た目、視覚的に激しい。

日本のお寺やお札って、すごく渋い色合いですよね。

特に日本のお札って、世界の中でも一番かっこいいと思っています。

侘び寂び色っていうか、日本の美しいところだと思うのですが、

インドは、あの極彩色のお寺、お寺だけじゃなく、色とりどりのサリーや、ピンクやブルーに染められた街、結婚式やお祭りなどのド派手な装飾、とにかくカラフルなんです。

その色に、その色合わせる?!って、日本ではありえない色の合わせ方も、インドだとしっくり馴染んで、色への躊躇がないというか、インドに行くと、その激しいほどのカラフルさに、圧倒されます。

圧倒されながら、人生ってカラフルなんだ、なんて思うのです。

次に、匂い。

今ではすっかりアロマが流行り、香害なんて言われれるほど、柔軟剤にはほとんど香りがついていて、私にとって、日本は柔軟剤の匂い、あるいは無臭な国。

無臭とか抗菌、防臭、柔軟剤に囲まれて、特に都会では人工的な匂いしかしない気がします。

インドは強烈に、いろんな匂いがします。お香やスパイス、ヒトの匂い、動物の匂い、分泌物、排泄物の匂い、ありとあらゆるものをそこらへんで燃やす煙の匂い、熟れたフルーツの匂い、咲き誇るフランジッパー二、プルメリアの匂い。

生きている匂い。

生き物の匂い。

鼻と記憶に残る、強烈に生を連想させ、生を意識させる匂い、そんな匂いがインドにはあります。

そして、音。

淡路島に来て、3年以上車運転してますが、クラクションなんて2回くらいしか使ったことないのに比べ、

インドのHORN  PLEASEは有名で、それはそれは自転車のベル、バイクの、車のクラクション、そんなにみんなで鳴らしたら、

危ないのか何なのか分からん!という感じで、

ブッブーーーーーー

ビっビーーーーーーー

チリンチリンチリンチリンチリンチリンチリンチリンチリンチリン

チリンチリンチリンチリンチリンチリンチリンチリンチリンチリン

てかうるさい!!!

さらに夕方になると、日本の厳かな読経ではなく、爆音でスピーカーからお経が流れます。

バスも爆音で、流行歌が流れます。

そこら中、音だらけです。(もちろん田舎や宿坊は静かです)

その音の洪水にまみれて、自分の出す音、他人の出す音が、気にならなくなります。(耐えきれず、耳栓を使う旅行者もいます)

騒音と静けさの色濃い対比は、インドならではなのです。

そして、そして、私の舌を刺激しまくる、どこに行っても見事にカレーの味!

観光客の多い町や都心では、ファストフードもあるし、中華やイタリアン、なんだったらイスラエル料理、日本食だって食べられます。

でも、一般的には、私が見たところによると、朝カレー、昼カレー、夜カレー。

お弁当もカレーです。

もちろんラッシーや簡単なサラダ、南インドに行けば、米粉の薄焼パンケーキ、マサラドーサなんて美味しいのもあります。けど、そのパンケーキの中はカレー味のじゃがいも炒めが入ってます。

で、そのカレーをぐちゃぐちゃ混ぜて手で食べると、

五感全部が、

んあーー!生きてる!!!って叫ぶんです。(もちろんスプーンもあります)

そんな環境の中で、はっきりとストレートに感情を表現するインド人。

自分が生きていくことへの熱量の高さ。

誇り高きインド人。

真っ直ぐ見る、大きな瞳。

盗むのも、盗まれるのも当たり前なら騙すのも騙されるのも当たり前。

親切にするのも当たり前で、神様に本気で祈るのも当たり前。

自分を、自分の個性を大切にして当たり前。

他人にどう思われるか気にしたり、出ない杭でいなければならなかったり、謙遜や建前に縛られて、本当の自分を見失いやすい日本で生まれ育った私にとって、

インドはそのままの自分でいいと教えてくれます。

好きなものは好きで、嫌いなものは嫌い。

気に入らなかったら怒ってもいいし、やりたくないことはやらなくてもいい。

自分の感情や思いを、優先してもいいって教えてくれます。

そして、その感情や思いを、空気を読まず、表現することの大切さを教えてくれます。

でも、私がインドに行けるのは、ここ日本で生まれ育ったからなんですよね。

ガラムマサラ。

ガラムは熱い。マサラはミックススパイスという意味です。

緑茶よりはチャイが好きだけど、ガラムマサラよりは、醤油が好きかな。

でもやっぱり、青銅色のガンジス川、、、そしてガラムマサラが恋しいです。

そんなこんながインドの魅力で、旅の魅力。

リモートでは、五感は動かないでしょう?

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